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小沢一郎 ドイツ視察終了
「我々の脱原発の主張に裏づけが得られた」
小沢一郎代表ら「国民の生活が第一」の3日間(移動日除く)にわたるドイツ視察が19日終了した。3日目は、
ドイツ南部のバイエルン州にある再生可能エネルギーで全電力をまかなっているメルケンドルフと、原発立地自治体の
エッセンバッハを訪問した。
ドイツは「2022年の原発ゼロ」を決めている。そうなると原発立地自治体は、税収や雇用が減るなどの影響を
受ける。しかし、そんな自治体の首長でさえも、もはや原発にはこだわっておらず、太陽光発電施設の設置や別の
企業誘致で脱原発を乗り切る方針に、すっかり頭を切り替えていた。
3日間の視察を終えて小沢代表は、「我々の脱原発の主張に裏づけが得られた」と強調したうえでこう語った。
「福島の事故でドイツ人の原発に対する意識が変わった。ところが当事国の日本では、特に政治、行政、経済界で
その意識は変わらず、我々の主張は少数派だ。ドイツ人は驚いていたと思う。原発事故のあった福島を抱える日本だから
こそ、早く国策として脱原発を決めるべきだ」
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