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「アラファト議長は毒殺」=遺品からポロニウム検出-衛星TV
2012/07/04
【カイロ時事】2004年11月にパリ近郊で死去したアラファト・パレスチナ自治政府議長
(当時)は、毒性の強い放射性物質ポロニウムを盛られて暗殺された可能性が高い-。中東の衛星
テレビ局アルジャジーラは3日、スイス・ローザンヌの放射線物理学研究所による鑑定で、
こうした結果が出たと報じた。
アルジャジーラは、スーハ夫人からアラファト氏が使っていた衣服や歯ブラシ、カフィーヤ
(チェッカー模様のスカーフ)の提供を受け、同研究所に調査を依頼した。アラファト氏の血液や
唾液、汗などが付着した所持品から高い水準のポロニウム210が検出され、死亡時に相当量の
ポロニウムが体内に存在していたことを示したという。
▽時事ドットコム
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