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「話し合い解散」論拡大=第三極に強まる危機感-自民
自民党内で民主党との早期の「話し合い」解散を探る動きが広がり始めた。
石原慎太郎東京都知事をトップとする新党構想や橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会の国政進出が取り沙汰される中、
こうした「第三極」勢力に対する危機感が強まっていることが背景にある。
野田政権が安定感を欠いているのにもかかわらず、自民党の支持率が低迷していることへの焦りも影響しているようだ。
民主党の樽床伸二、自民党の田野瀬良太郎両幹事長代行らが1月30日夜、都内で会談。
席上、田野瀬氏は樽床氏に一つのアイデアを持ち掛けた。「次期衆院選後、第1党が首相、第2党が副総理を出して
任期満了まで解散せず、社会保障制度などの懸案を一気に解決すべきだ」。
話し合い解散はもともと、衆院解散に向けた環境整備の一環として、森喜朗元首相らが提唱した。
それへの支持が増えてきたのは、「新党の選挙準備が整う前に解散してしまうのが一番」(ベテラン)との思いからだ。
各報道機関の世論調査でも橋下氏への支持が高く、自民党内には「われわれが手をこまぬいていれば、一気に第三極に雪崩を打ちかねない」との警戒感がある。
「解散後、どちらが勝とうと負けようと一緒にやるというやり方もある」。
反民主党の急先鋒(せんぽう)である自民党の伊吹文明元幹事長は2日の派閥総会で、第三極への対抗策として、民主党との大連立の可能性にまで言及した。
「第三極」の動きに振り回されている自民党だが、党内からは「野田政権を倒閣するのが優先なのに…」(幹部)との声も漏れる。
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