12/01/12 19:17:45.15 D5Fnj80x
URLﾘﾝｸ(www.yuriko.or.jp)
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引事件で、元秘書の石川知裕衆議院議員ら3人に有罪判決が言い渡された
10日後、小沢氏本人についての初公判が行われた。
小沢氏は起訴内容を全面否認した後、「裁判の打ち切り」を訴えただけでなく検察を徹底的に批判した。司法との全面対決の姿勢を示した。
三人の元秘書に対する有罪の一審判決を受けて「民主主義ではありえない」と断じ、小沢氏の強制起訴を決めた一般市民からなる検察審査会
についても「素人がいいとか悪いとかいうのは」と疑義を質していた。弁護士を目指した小沢氏には、法律、司法についての自負があるのだろ
うが、自らに都合の悪いからといって、これほどあからさまに挑戦的な姿勢を示すのはいかがなものか。
元秘書が一審とはいえ、有罪と断じられた事実は重く、小沢氏には国会で説明責任を果たす必要がある。秘書が脱税容疑で逮捕された際、潔
く議員辞職した加藤紘一衆議院議員の例もある。
その加藤氏に「秘書の罪は（議員）の共同正犯」となじった鳩山由紀夫元首相は、虚偽献金に関する秘書の罪にも知らんぷりを決め込んだま
まだ。
すでにわが国は小沢氏がらみで20年の時を費やしてきた。これ以上、貴重な時間を無駄にするわけにはいかない。
だからこそ、さっさと喚問に応じ、土地取得のための4億円の出どころを説明すべきだ。野田総理も「日本のため」にと小沢氏に国会招致を
説得せよ。
「自民党がダメだから、民主党に1度やらせてみよう」と思った国民は民主党の「政治とカネ」問題にもうんざりしていることだろう。
東日本大地震の復興、福島原発事故の収束、円高対策に世界金融不安対策…。課題は山積し、いずれも待ったなしだ。
鳩山、菅政権の迷走に加え、これ以上の停滞を生まないためにも、小沢氏はさっさと国会で説明責任を果たすべきだ。
多くの国民は政府にはなすべき政策の実行を、与野党には早期復興のために協力して対応してほしいと思っている。だからこそ、自民党は第
3次補正についての協議に取り組む。
脱原発ではないが、脱小沢問題で早く次の日本の歩みを始めようではないか。