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小沢一郎氏が、「政治家のレベルは国民のレベルを超えることはできない」
と言っている。
つまり、B層愚民が多数を占める国民のレベルを政治家は決して超えることが
できない。
こうした国民、それによって選ばれた政治屋及び大衆釣り師たちに
小選挙区二大政党政治による政策本位の選挙というものを
やらせるとどうなるか。
その答えが今の日本の惨状。
少数意見を尊重し、多様な意見が反映される昔の中選挙区制時代の方が
はるかにマシだった。
中選挙区制度だと派閥政治になり金がかかる、という批判があったが
そういった諸々の批判も、B層愚民を基盤とした総選挙を行う中で、
多様な意見を反映する民主主義達成のための一定のコストと
理解するしかない。
「小選挙区二大政党政治による政治主導」などという戯言とは
きっちり決別しなければならない。
少数意見を尊重し、多様な意見に基づく中選挙区制度に
選挙制度をまず戻すことが必要。
政治というものは、政治屋や大衆釣り師たちの道楽でも自己顕示欲の
発現の場でもない。