14/04/15 17:23:22.29 bk5sjPaF
ケルトのドラクマ(ディオニュソス的)。
URLリンク(balkancelts.files.wordpress.com)
トラキアのドラクマ(ディオニュソス的)。
URLリンク(www.wildwinds.com)
リディアのドラクマ(ディオニュソス的)。
URLリンク(www.monnaiesdantan.com)
この中でトラキアは実際にディオニュソスを信仰していて、
トラキア人はディオニュソスのモデルではないかとも言われているが、
トラキア人は死を恐れず死ぬことを悦びとしている。
ドラクマはアポロン的造形芸術を志向するギリシアの型を
周辺の民族が模倣して独自の特徴が出たりするが、トラキアや
ケルトは、このことで持論があるらしいフランスの哲学者の
ジョルジュ・バタイユ氏によれば、意図的に崩しているらしい。
これらのディオニュソス的な表現には必ずといっていいほど
死のにおいが漂っている。
土偶はアポロン的かディオニュソス的かといえば、かなり
ディオニュソス的な性格が強い。ヨーロッパや西アジアと違って
それに積極的な感じはしないが、受動的ながら死がそこまで
迫っているような表情をしている。
上のバタイユ氏からのインスピレーションだが、土偶の表情に
似ているんで、ちょっと貼ってみる。(※かなりのグロ注意)
URLリンク(blog.goo.ne.jp)
見るのがしんどい方にはおすすめしないが、真ん中の写真の
処刑人の表情に注目。