12/02/14 04:42:10.50 6UIjbc8l
>>76
インド語派
イラン語派
スラヴ語派……ロシア語含む。
バルト語派
アルバニア語派
アルメニア語派
ギリシア語派
イタリック (ラテン) 語派……フランス語、イタリア語、スペイン語、ラテン語含む。
ケルト語派
ゲルマン語派……英語、ドイツ語含む。
ヒッタイト語派
トカラ語派
これらの諸語・語派を比較すると、その類似は著しく、もとは一つの言語であったと考えられる。
特にインド語派とイラン語派、バルト語派とスラヴ語派が密接な関係を持つので、これらが同一のグループから分かれたことはほぼ間違いない。
さらに、印欧語族には東西2群に分かれる。
東ののサテム語派には、印欧語のうちインド・イラン語派、バルト語派、スラヴ語派、アルメニア語派、アルバニア語派が属する。
西のケントゥム語派に属するのはイタリック語派、ケルト語派、ゲルマン語派、ギリシャ語、アルバニア語のみで、
インド・ヨーロッパ語族の分布の中で西側に位置しているとされ、ケントゥム語派とサテム語派の間には断絶があるとされてきた。
ところが20世紀に入って新たに発見された死語であるアナトリア語派とトカラ語派は、インド・ヨーロッパ語族の分布の中で東に位置していた。
スラヴ語派とバルト語派はどちらもサテム語派に属するものの、同時にケントゥム語派の音声的特徴も残しており(スラヴ語派はバルト語派よりもケントゥム語群の名残が強い)、
またこのスラヴ語派とバルト語派は文法的にはゲルマン語派(ケントゥム語派に属する)との間で明確な共通性があるため、
スラヴ語派、バルト語派、ゲルマン語派の3つの言語の共通祖語(インド・ヨーロッパ祖語の北西語群)を想定する学説も有力となってきている
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