12/12/15 09:52:28.33 0
>>904
aeiouの5母音から、奈良朝の通説8(7)母音は、論理的に導けないよ。
内在変化を論理的に処理すると、8の前の再構母音は、どうしても大野説(4母音)になってしまう。
ラテン語にしてもゲルマン語にしても、5母音的体系が完全崩壊するのは、
母音の長短の区別が、時間から音色(調音点の差)に変わっていくことが、直接の引き金だった。
ラテン(ロマンス)の最左翼がフランス語(オイル語)、ゲルマンの最左翼が英語。
aeiou5母音は、実はそんなに安定的なものではないのだが、
5母音から、奈良時代の8母音が導かれることはない。