11/10/30 18:43:41.65 0
>>133
そうね。万葉仮名には「ん」を表わすものがない。
「安」を万葉仮名の読み方で「あ」というのも「ん」が無かった証拠ともいえるし
既定値として入り渡り鼻音が入るからそれを差し引いて「安」が「ア」となったかも知れない。
平安時代の倭名抄でさえ「コンニャク」を「古邇夜久コニヤク」と書いていた。
林檎は利宇古宇リウコウでウがンの代わりをしていたとも受け取れる。
冷泉もレイゼイで「イ」の音は入り渡り鼻音を伴っていたかもしれない。
現代語の一部の日本語方言で「雰囲気」を「ふいんき」、
「原因」を「げいいん」と発音したり書いたりするのもその名残りか。