12/05/15 14:47:25.30 0
>>487
あなたの言うとおり「堪えるのは心」だから、
「堪える」は(人が)熱に耐えるって意味なんだよ。
「暑さが(精神に)堪える」じゃなくて「(精神が)暑さに堪える」の。
刺激を身にしみて感じるって意味だと「暑さが(精神に)応える」になる。
「応える」だと「反応する」とごっちゃになって違和感があるかも知れないけれど、
「応える」には「ひびく」という意味もある。
例文
久し振りの運動は、鈍った体にはこたえた。
今年の寒さは厳しく、老体にはこたえる。
これは全部「堪える」じゃなくて「応える」を使うところ。
>>481の⑤と⑥の意味。
刺激を身にしみて感じている、あるいは痛感しているのであって、
とくに何かを我慢してるわけじゃない。
きつい、つらい、というイメージから「我慢する」と思うんだろうけど、それは誤解。
例文の意味を逆にするとわかりやすいだろう。
久し振りの運動だったが、鍛えた体には応えなかった。
今年の寒さは厳しいが、若い体には応えない。
これを「堪えない」にすると「我慢できない」という正反対の意味になってしまう。