11/03/04 22:20:06.90 MS92P8Ug
―NGPについてはどう見ていますか。
和田：NGPについては、「プレイステーション3（PS3）との連動」、「Androidとの連携」という点で、新しい遊び方を提供できる可能性があると思っています。
ゲーム機として画面がきれいになったことは魅力ですが、顧客はそれだけでは満足しなくなっているでしょう。
それよりは3G通信機能を追加したことで、どのような遊びを提供できるのか。
もしくはPS3との連携機能によって、どんなサービスが得られるのかということの方が重要かと思っています。
また、NGPがSCEの他のサービスとどのようにつながるのか、ユーザーのコミュニティ関連サービスをどのようにするのかなど、
期待できるところはかなりあります。
テレビだけではなく、他の機器との連携などのサービスがもっと強く出てくれば、かなり面白いことになると思います。
これまで、家庭用ゲームでは、いろいろな機器で連動するということがあまりありませんでした。
例えば、オンラインRPGゲームのユーザーが、
帰宅中の電車でNGPを通して、他のパーティメンバーがプレイする様子を見ていて、家に帰ってからPS3で参戦するというような連動ができると、
面白いことができますね。
―今年、発売される主力タイトルについて教えてください。
和田：直近でいうと『デウスエクス』です。前作が海外で評価の高かったタイトルで、ワールドワイドで期待できるタイトルですね。
日本でもどれくらい受け入れられるか注目しています。
『ファイナルファンタジー（FF）』シリーズでは、2011年夏発売予定の『FF零式』や、2011年中発売予定の『FF X III-2』などが控えています。
他にもいろいろ期待しているタイトルがありますが、本格的に動き出すのは2012年になると考えています。
また、『FF X IV』がいつ課金サービスに移行できるかというのは、会社的に大きなポイントです。課金サービスに移行するには、
その大前提として、もう一度お客様が『FF X IV』に期待してもらえる品質に達しているか、
またこの結果として、ローンチを上回る会員の方々にプレイを継続してもらえるかどうか―。
PS3版『FF X IV』のローンチ時期はまだ未定ですが、FFシリーズへの信頼回復に向けて、作り込んでから出します。