12/04/20 19:30:00.20
>>241
そういう絵は、明治から戦前までに掃いて
捨てるほどあったわけですよ。
後、松井さんの登場後、我も我もと
絹に描き出した若手作家も内容が
レトロな花鳥風月か美人画ばかり。松井さんより印象にも残らないし、独自の表現力もない。
ゆえにあえて買いたいとも思えないんですよ。
現代を生きている若者が、明治大正時代の模写をする。
題材もお墨付きの物を何の疑問も改良もせずに描く。
そうなるとそれは、アートではなくて器用な職人芸なんですよ。
気軽なインテリアとして買われていく絹地のイラストレーションとしてなら売れるのかもしれませんが、
コレクターは追わない作品群ですよ。
若手が安易なレトロ絹本描いている現状では
まだまだ松井冬子の優位性は続くでしょう。