13/12/06 11:53:49.39
私は解釈教室(改訂版)を買ったのに、なぜか親父が使ってた
1965年発売の解釈本(岩田一男が三省堂から出した解釈本)を
受験の際にやった。
解釈教室は伊藤の嫌味でネチネチした解説が嫌だった。
岩田の本は例題が解釈教室とかぶっているものがあり、レベル的には同じだったが
近所の気のいいオッサンから授業を受けているようでサクサク進んだ。
結局500ページくらいある本を全てやった。
岩田の本の特徴は、岩田が読解時に頭の中で行っていることを
そのまま紙面に再現していることだ。
岩田の独り言みたいな読解時の頭の働かせ方の再現(日本語としては
不自然な訳)→文法の解説→日本語としておかしくない和訳 という構成
良く考えると伊藤の本と大差ないのだが、「読めりゃいいんだろ、読めりゃ。
細かいことは気にすんな。それより英語を読むことを楽しめ」的なノリがあって
やってて楽しかった。
最後の100ページは短編小説を2,3丸ごと収録していて(Clarence Dayの
life with fatherなど)読む楽しみも味わえた。
今の読解本は生徒の間違いのあらさがし的なものばっかりで何か嫌だ。