13/07/24 NY:AN:NY.AN
いくらなんでも大げさwだけど、気持ちはわからんでもない。例えば文頭に、
In やToが来た時、あとに続く要素によって読みの可能性を変化させるとか、
日本人相手に文章化したのは伊藤が初めてだろう。品詞と文の構造的要素の
関係はただ並べている本も多い。それを、to不定詞の句は、副詞句にも主語にも
なるから、後に続く語ではじめてわかる、みたいに論じたのはすごい。それから
個々の簡単な構文のルールが組み合わさった時、途端に読めなくなるところも、
文法書での重要さにあまり関係なく、展開している。「否定の副詞が文頭に来たら、
倒置を予測」みたいな今の英文解釈の文言は、やっぱり伊藤の発想が浸透した結果だろう。