12/08/02 09:36:49.28
文部科学省の国語表記の基準によると、
通則1
本則 活用のある語(通則2を適用する語を除く。)は,活用語尾を送る。
通則2
本則 活用語尾以外の部分に他の語を含む語は,含まれている語の送り仮名の付け方によって送る。
「おわる」はこの通則2に当たります。
何故かというと、「終える」(含まれる語)とした時の送り仮名は、(通則1に従い)
「える」です。こうすると、「終」の読み方は「お」です。これに合わせて、「おわる」を漢字にすると、「終わる」(含む語)になります。
ですから、「終わる」が正しいと言えるでしょう。ですが、許容として、『読み間違えるおそれのない場合は,活用語尾以外の部分について、送り仮名を省くことができる。』とあります。
「終る」はその許容に当たります。
「はたす」も同様に、「果てる」の活用語尾が「てる」なので、「果てる」です。それに合わせて、「果たす」になります。ですが、間違えることがありませんから、許容で「果す」と書きます。
結果として、文部科学省は「終わる」「果たす」を普通の表記としているようです。
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