12/01/20 10:22:48.03 grq9QACE0
伝聞をかき集めた話になるが、Freenetの仕組みは、
1.DOWN希望者がキー(おおよそのキャッシュの場所が書かれた文字列)を登録。
2.DOWN希望者ノードが、不定数の仲介者を選ぶ。最後の仲介者は、「おおよそのキャッシュの場所」付近のノードとなる。
3.最後の仲介者が、他の「おおよそのキャッシュの場所」付近の全てのノードに「たらい回し式」にキャッシュ移動要求。
4.1次配布者の所にキャッシュ移動要求が来たら、「たらい回し式」にキャッシュを流す。
5.仲介者を介して、キャッシュを移動させる(キャッシュは複数のノードに置かれる=拡散する)。
「たらい回し」っていうのは、海に流すボトルメール瓶みたいな感じに、全ノードに不規則に流すってことな。
「キャッシュを持っているかどうかの問い合わせ」が「ある程度広い範囲の中でのたらい回し」なので、クローラが作れない(キャッシュ保持者が特定できない)。
だから、警察が常時監視していようと、1次配布者がバレることは無い。
たらい回しを行うノードがある程度の範囲に限定される以上、HTL=0で酉を付けてアップし続ければメタ推理で対象を絞り込めるが、完全な限定はまず不可能(「証拠」までは取れない=逮捕には至らない)。
さらに、HTLを増やして時間をおいてからキーを告知すれば、この絞込みすら無理になる。
本来、全員のノードでたらい回しするのが最も匿名性が高まるが、あまりに遅くなりすぎるので、Freenetでは「おおよそのキャッシュの場所近辺」でのみ、たらい回しをするようになってるわけだな。