12/03/21 17:21:01.31
>>235
真夏には屋根の表面温度は60度以上になる。(材質により異なる)
野地板の屋内側(小屋裏側)はもちろんそれよりは低いものの、それでも50度
くらいはザラ。
要するに、小屋裏には表面温度50度の巨大なヒーターパネルがあるってこと。
これじゃあ、よほどせっせと小屋裏換気をしない限りサウナ状態は避けられない。
しかも、日が落ちてからも放射熱は延々出続けるから、下の居室では寝苦しい。
で、去年の夏ためしに垂木の下の面(小屋裏側)を固定面に使ってアルミ素材の
断熱材をタッカーでバシバシ留めてみた。
表面温度計によると、アルミ断熱材の表面温度は野地板のマイナス15度くらい。
まだ一部にしか施行していないので断定は出来ないが、50度の巨大ヒーターパネルが
35度のパネルに変身するんだから小屋裏全体の温度も下がるに違いない。
通気性のないアルミ素材を使う場合は野地板との間に通気層が必要だが、垂木の下面に
タッカー止めすれば自然に数センチの通気層は確保できるし、施工もラク。
さらに上の方を若干すかしておいて、通気層から上がってきた熱気を棟付近から
換気扇で強制的に屋外に排気するというのも併用する予定。
実は、棟付近からの強制換気はすでにやっていたんだが、50度のヒーターパネル
の前には焼け石に水って感じ。