11/10/25 05:47:45.79
昨日チャンスがあって、イベントのあったドイツ大使館に行ったのだが
大使館内のブースでホンダの家庭用発電システムが展示中で
ホンダと話ができた。
ドイツと提携し欧州販売に積極的なんだそうで、基本はガスエンジン
デミオのエンジンとかを熟知してるヤツなら理解できるだろうが
あれはバルブを工夫して、吸気時を半分くらいのストーク分しか使わず
爆発後の膨張でフルストロークを使う基本
ところがホンダの発電機はクランクの中にもう1個のクランクを仕込んで
4ストロークのストロークを変則可変する。
吸気時のピストンは50mmしか下がらず、圧縮して爆発したあとは150mm下がる
そのまま排気して、次の吸気時は50mmに戻る。
カットモデルエンジンが芸術的な動きを再現。
一定回転エンジンなら可能で、車両のように可変回転だと全く実用にならない
そうで、発電機ならではの、低燃費仕様
排気ガスエンジン冷却の温度はすべて給湯(家屋暖房システム)に生かされ
徹底して熱効率を上げてる。
なので暖房依存の大きな、欧州や北極圏近い市場が有望なんだそうで。
日本でも70-80万の提供で、LPGも都市ガスも可能。
エコキュート、燃料電池(エネファーム?)と採算勝負には有望なエンジンだそうだ。
発発+給湯なんで異質ではあるが、東電とコスト競争できtる発発はおもしろいな