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「水マフィア」が公共水道を支配 8月25日15時12分配信
2007年3月21日、インド中南部のハイデラバードのスラム街で、人をかき分けて移動給水車へ近づこうとする女性たち。
画像URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
世界中の水道関連業界に腐敗が蔓延し、貧しい人々は基本的な飲料水や
下水処理サービスに余計な料金を支払わされている、というレポートが2008年8月に発表された。
それによると、贈収賄、組織犯罪、横領などの違法行為が続くと、消費者や納税者は
今後10年間にわたって200億ドル相当を支払うことになるという。
(記事抜粋)
腐敗の理由について、「貧しい人々が戦略的な水政策の決定においてほとんど発言権を持たないからだ」と話す。
「発展途上国では、このような腐敗のせいで家庭用水の料金が少なくとも30%引き上げられている」と専門家は言う。
「例えばホンジュラスでは、水道システムから水道を引く金銭的な余裕がない住民や、
水道を引くのが困難な場所に住む住民は、非正規の給水事業に対して40%も余計に
料金を支払っている。そのような事業の水は基本的にトラックか手押し車で事業者によって
届けられ、そうした事業者たちは大手の水道会社から不正に水供給を受けている場合もある」という。
また、バングラデシュとエクアドルでは、マフィアのような組織が公共水道局の役人と結託して、安い給水サービスの利用を妨げている。
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
>>420-427でもレスしましたが、私が行ったフィリピンの郊外でも、飲料水は全てペットボトルで買うか
遠くの綺麗な水源から業者がタンクで運んでくるのをポリタンクで買うだけです。
ですから貧しい地域でありながら水を飲むためにかなり高いコストがかかります。
本当に貧困な人は飲料水も買えずに汚染された井戸の水を飲むしかありません。
天水桶を作ってそれを飲んだほうがまだ綺麗だと思います。
雨に恵まれた東南アジアなどに天水桶を各家庭に普及させるのは、とても効果的で有意義なものだと思います。