16/07/26 08:04:51.89 aCPRqUG9.net
CMJK で、そういう中で、我々の武器はやはりハウス・ミュージックだったんです。
これなら他の同世代バンドに負けないという自負もあった。今回、「Celebration」で90年代初期のハウスの雰囲気が
色濃く出ているのは、我々なりのハウスへの恩返しという気持ちが強いんです。ハウスが持っているオープンな感じ、
おおらかでせせこましくない精神というのをもう一度呼び戻したいなと思ったんです。
―オープンな精神というのは、歌詞のモチベーションとなったいがみ合う人類という現状と対になったものですね。
CMJK そうなんです。
―最近のペット・ショップ・ボーイズなんかも90年代の幸福なクラブ・シーンを追憶した曲をよく作っているし、
これは世界的な傾向なのかも。
CMJK ジョルジオ・モロダーの最新のアルバムも四分打ちを使ったそういう雰囲気のある曲でしたもんね。
―世界がどんどん暴力的になっているから、音楽でそれに対抗したいという集合的無意識なのかも。
CMJK ですね。
―ところで、前作の「Born To Love You」はピコリンの気持ちになって歌詞を書いたとのことだったけど、今回の2曲は?
CMJK 今回は2曲とも自分自身が思っていることを歌詞にしました。ただ、自分じゃなくてピコリンが歌ってくれるから、
自分の言葉をより強くストレートに出せる。自分が歌うなら、気恥ずかしさもあってあんなに真っ正面の表現にはしにくいんです。
ピコリン でも、前回もそうだったんですけど、今回もデモを聴いて、これ潤さんが歌ってもいいのになあ。
コンフュージョン版もありなんじゃないのって思いましたよ。
CMJK ないよ!(笑)
ピコリン でも、それぐらい完成したデモだったんです。