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NECが広島市教育委員会の教育情報クラウドを構築
~ 政令指定都市で初めて、校務支援も含めたクラウドサービスを適用 ~
NECは、広島市の教職員約7000人が利用する教育情報クラウドサービス基盤を
構築しました。広島市教育委員会は、このほど本サービスの利用を開始しました。
政府の学校ICT環境整備事業(2009年度)を受け、教職員への一人一台の端末整備
が広まる中、広島市教育委員会においても2009年度に1,300台の端末を導入し、
現在6,000台の教育委員用端末を保有しています。
これにより、従来、紙で記録・管理していた文書の電子化が進みましたが、個別の
データ管理などが教職員の負担となっており、また、高いセキュリティレベルで情報
を一元管理する必要性の観点から、クラウドサービスの利用が検討されていました。
NECは、各学校に設置されていた206台の管理系サーバを廃止し、グループウェアや
校務支援サービスをデータセンターからネットワークを通じて利用できる、広島市
教育委員会のプライベートクラウドを構築しました。
また、運用・管理については新たに専用のサービスデスクを設け、学校現場での負担
を軽減し、さらに二要素認証基盤(注1)などの高度なセキュリティ環境を用意し、
校務の情報化に対して安心・安全な運用を実現しています。
広島市教育委員会は、このクラウドサービスの利用により運用コスト(TCO)の
削減を実現します。
また、校務の情報化により教職員が児童・生徒と接する時間をより多く確保できる
ことが期待されます。