14/08/06 07:12:21.71 GYIt94YM
>>72
>>74
ゴジラVSモスラはあの時代を直接過ごしてないと実感湧き難いけど
ゴジラVSモスラだけに限らず、特撮では他に実相寺昭雄と佐々木守コンビの「ウルトラQザ・ムービー~星の伝説~」
とかでも、ほぼソックリなプロット(バブル期の日本企業の強引な開発によって怪獣の怒りを買う)話をやっている
日本以上に環境問題にうるさいお国柄の「ウルトラマングレート」(オーストラリアのウルトラマン)も環境問題が話に深く絡んでいた
バブル期の日本企業は今の中国も真っ青な強引な地上げ、開発、それに伴う自然環境破壊の数々の悪行を犯していて
発展途上国や日本国内の地方に対して大きな反発を買い、日本企業の強引な地上げと開発に対する反対運動があちこちで起きていた
この時期(平成初頭)の怪獣映画はすべからくバブル時代の日本への皮肉と警鐘、世相への風刺が込められていた
同時期の機動警察パトレイバー(劇場版1作目)、少し後の平成たぬき合戦ぽんぽこも
怪獣映画ではないけど同じ意味が込められていた映画だったと言える
(最近明かされたけど風の谷のナウシカもトルメキア=日本企業、風の谷=壊されていく田舎、という意味もあったとか)
ある意味で高度経済成長期のゴジラ対ヘドラとか大怪獣バランの平成バブル時代版だったんだよね
原発や核の問題はメインでの切り口ではないけど、取り扱いたい社会問題としてはどっちみち共通はしてたと思う
原発もそうやって田舎の自然をブッ壊してどこかにツケを押し付けて建てられていく物だしな、都会の都合で