14/04/10 00:12:39.34 U/1SESMx
【翻訳】俳優陣合同インタビュー最終回
過去アップ分:>>687、>>697-698、>>738-739、>>773-774、>>827-829、>>837、>>856-857
―あなた方は皆この仕事を引き受ける前に、原作を読んだことと思います。
これらのキャラクターを演じた後、戦争についての印象は変わりましたか?
ウォルバーグ:
この映画製作に係わる前の時点では、私は原作を読んでいなかった。
というのは、私は最初に脚本を読んでいたんだ。また、これまでに度々、こういう状況に身を置くことがあった。
(原作という)材料の断片を脚色して、常に何かが省かれて(不足して)いるように感じる、という状況にね。
そして、ピートは脚本を書くにあたって、本当に良い仕事をしてくれたんだ。
私は完全にその世界(=脚本で描かれている世界)に没入し、それに触れた。
だから、その状態からわざわざ引き返して、原作を読んで不満を感じたくなかったんだ。
「おや、なんで(原作にあった)コレやアレが(脚本には)無いんだ?」という風に、何時間でも討論出来てしまうからさ。
でも、(撮影終了)後に原作を読んで、こんな風に思ったよ、
「おや、なんでコレが(脚本に)無かったんだ? なんでアレが無かったんだ?」(笑)。
私は戦争は好まない。でも、戦士達は愛している。
彼らは自分達で戦争を始めるかどうか決めている訳ではないし、本当にそんなことに頓着していない。
彼らには為すべき仕事がある。彼らは(任地に)行って、それを為すんだ。
彼らのその行為無しに、住み良い世界が保たれるだろうか? 答えは否だ。
私は、これら男達の内の誰にも、戦地に行ったり、生命を危険にさらしたりして欲しくはない。
でも、それが彼らが為している事だし、
私達が彼ら全てに向けて、この映画を敬意を表するものとする理由なんだ。