ゴダール n゚ 23at CINEMA
ゴダール n゚ 23 - 暇つぶし2ch424:名無シネマ@上映中
12/08/12 20:24:44.43 qvRBOprr
パッションの作風は
ゴダールぽくないなと思ってたら、
そうだ、ピーター・グリーナウェイ ぽいんだと気付いた。
グリーナウェイはベニスに死すを再映画化するそうだ。
URLリンク(eiga.com)

ゴダールの映画は難解といわれるけど
そうじゃなくて、ゴダールは映画の中で模索し思索してんだろうね。
作りながら、模索している。

ゴダール自身が明快な答えをもって映画をとっているのでないから、
その迷路や思索経路に観客もひきずりこまれていく。

米国の映画監督は、まず、明快なビジョンを持って映画を作る。
そうしないと観客を呼び込めないからだ。

ゴダールはゴダールであり続けることだけを自分に課しているから
映画は娯楽映画でもないし、はっきりとした主張があるわけでもない。

フェリーニは人生に救いや喜びを見出す。ヴィスコンティは滅びの美学を。
トリュフォーはあくまでも愛を求める。コッポラは人生に劇場性を見出す。

ゴダールは、映画に思索を求める。だから難解なのだ。
映画館で、一緒に思索し、哲学をしようとする日本人なんてそりゃいないわな。


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