12/01/17 05:21:15.23 Vuvi0hb3
恋人が難病で死ぬ映画なんて掃いて捨てるほど見ているし
ラストで幸せだった頃の場面がフラッシュバックするのを見せられて
ゲンナリしたことも数え切れないほどある。
だが、この映画に関しては、それらが凄く爽やかで心に染みる。
不思議なくらいに。
自分では映画を見ているつもりでも「お話」を見てるだけで
全く「映画」を見れていない人間には、この映画は無理だろうな
そういう人がこの映画を「コバルト文庫みたいな映画」
「日本の安いお涙映画」と称するのは実に自然なことだ。
それ以前に、この映画のよさが分かるか分からないかは
その人の人間性に大きく関わるようにも思う。
「叔母に当たり散らす主人公がダメ男にしか感じられず」
なんて書いてる人もいたが、この人には主人公を
分別のある大人だと思って見ていたのだろうか?
主人公が医者や叔母さんに謝罪する場面では熟睡していたのだろうか?