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真空式ソーラー温水器が爆発、砕けてビル屋上から落下=河北
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2011/07/29(金) 17:06
河北省石家荘市内で28日午前7時50分ごろ、5階建ての集合住宅屋上に取り付けられた真空
式ソーラー温水器が爆発して、水タンクやガラスの破片を地上に散乱させた。建物のそば
に停めていた自転車1台が破壊されたが、死傷者は出なかった。燕趙晩報が報じた。
温水器は、4階の住人が自宅用に屋上に取り付けた。同住人によると、「バン」という大
きな音が聞こえたが、何が起こったか分からなかった。しばらくして2階の住人が、「今、
お宅の温水器が下に落ちていったよ」と教えてくれたという。
外に出てると、温水器の残骸(ざんがい)が散乱していた。水タンクなどの大きな部品が転
がっていたほか、小さなガラスの破片は、足の踏み場もないほどだった。落下地点に停め
てあった自転車は、ハンドルが折れ、車輪がねじまがって倒れていた。4階住民は、「も
し人に当たったら大変なことになった」と、全身が震えたという。
太陽光を利用した温水発生器の中でも、真空2重ガラス管を利用して外気温が低くても湯
を沸かせる高性能タイプの装置だった。設置した住民によると、4、5年前に取りつけ、問
題を起こしたことはないという。前日夜に温水をシャワーに使い、午後11時ごろに水を補
充しておいた。
ソーラー温熱器の製造業者によると、きちんと作られた温熱器ならば、水タンクや支柱な
どは20年間、真空集熱管は10年間の使用が可能だ。品質が悪ければ、3、4年で問題が出る
可能性があるという。
太陽光で強熱された直後に雨が降ると、爆発することが考えられるという。それ以外に、
パイプが曲げられた場合にも、爆発が考えられる。石家荘市で28日朝に雨は降っておらず、
製造業者は何らかの原因でパイプが曲がっていた可能性が高いとの見方を示した。