12/03/27 01:04:15.95 /IQNGury
Q. 濾過器はなにがいいの?
A. オーバーフローや新水垂れ流しが理想ですが、上部、外部濾過でも問題はありません。
なるべく濾過層が大きく、濾材が大量に入る強力なものを選んでください。
投げ込み、水中、外掛けは力不足になりやすいので幼魚専用か、補助濾過と割り切りましょう。底面は頻繁な掃除が必要です。
複数の濾過器を併用したり、エアレーションを効かせるとより効果的です。
Q. 濾材はなにがいいの?
A. 大型の濾過器が要求されますので、多孔質で繰り返し使えるリングろ材などを使いましょう。サンゴ砂も、pH低下防止に効果的です。
ウールマットはすぐに汚れますので、物理ろ過と割り切って、目詰まりする前に使い捨てて行った方がよいです。
Q. 底床はどうしたらいいの?
A. 底砂の使用は下記のようなメリット、デメリットがあるので、飼育者に都合のよい方を選んでください。
また、底砂を使う場合は、角が取れていて目の細かすぎない比重の重い暗めの底砂を選ぶとよいでしょう。
ベアタンクでの飼育
・メリット 底床の掃除が不要のため、飼育者の負担が少ない。
・デメリット ガラス面からの反射の所為か色飛びが起こりやすい(底面黒の水槽で改善可能)。生簀に見える。
底砂を使った飼育
・メリット ポリプ達が落ち着きやすい。底面濾過が使用できる。砂に潜る種ではその様子が観察できる。発色に良影響(砂、ポリプの種類による)。
・デメリット 底砂に糞等が溜まる為、頻繁に掃除をする必要がある。底砂の種類によっては、ポリプを傷つける恐れがある。
お勧め底砂
・大磯砂 入手が容易で、値段も手頃な為お勧め。上顎系の緑変等も期待できる。
・ガーネットサンド エンドリケリーなどの発色をよくしたい場合にお勧め。比重が重いので、掃除の際に吸い出されない。若干高価。
お勧めできない底砂
・細かい砂系 大量の糞で目詰まりを起しやすく、水質の悪化を招きやすい。掃除の際に比重の軽いものは吸い上げられてしまう。色の明るいものが多く、色飛びが起こりやすい。
・サンゴ砂 角が立っているのでポリプを傷つける恐れがある。pHの低下を嫌うなら、ろ材に混ぜて使用するべき。
・ソイル ポリプが泥を舞い上げるので、鑑賞、濾過ともに支障をきたす。ポリプ水槽では水草の生育も難しい為、よほどのこだわりがなければ使う意味がない。
Q.混泳はできるの?
A.温和で縄張りを余り主張しない種ですので、お互い食べられないサイズで、生活圏の重ならない温和な種とであれば可能です。
餌取りが非常に下手ですので、金魚等の大食漢と混泳させると餌がポリプに回らない事態になりやすいです。消灯して混泳魚が寝静まってから餌を上げるなど工夫しましょう。
Q. 混泳のお勧めを教えて!
A. もっとも相性が良いのは、同じポリプ種です。ある程度のサイズ差があっても成功しやすく、大量に入れても喧嘩をすることは稀です。
アロワナ、ガーパイク系なども、温和、ポリプに無関心で生活圏も重なりませんので、成功しやすいです。
逆に、気性が荒くテリトリーを持つシクリッド、アナバス系、生活圏が重なり捕食される危険のある大型ナマズ系、毒針のある淡水エイ、ポリプを舐めることがあるプレコ系は余りお勧めできません。
ですが、混泳が成功するかは個体ごとの相性が大きく、絶対はありません。必ず失敗した時の隔離水槽などを準備して挑戦しましょう。
Q.病気や寄生虫は何に気を付ければいいの?
A.非常に丈夫な魚ですので、まめに水換え、濾過器や底砂の掃除をしていれば、ほとんど心配いりません。
ポリプ特有の寄生虫であるポリプティには治療が必要です。リフィッシュかクリーンFゴールドを規定量の1/3~1/2で使用して、駆除を行います。
さすがにこれ以上スレ消費出来ないので、自分からの改編はやめとくよー。