10/01/31 18:45:27 YcGUSCW4
>>86
まず君とは水槽内飼育という閉ざされた環境の考え方が違うようだ。
基本から入ると俺は水だが君は水槽内(ろ過も含み)のことしか考えてない。
自分はまずは使用水というものに着目、アクアリウムに使用する日本の水というのは問題
がないとは言い切れない、それに付随してろ過、バクテリア、生体が関係してくる、そして生態系につなが
ってくる。
水槽水と使用水の水質に開きがあった場合は問題となる、例えば水槽水を水換えも
せずほっておくと水質はどうなる?
ろ過もうまくいきいろいろな物質がたまってないなら適度の水換えしてもなにも
おこらないだろう。
しかしphと伝導率に差異がでたらどうする?問題ないと思われる使用水を1/3
入れただけで魚の調子をはじめバクテリアまで障害をおこし水質が一転し水槽内
が崩壊するだろう。
また季節変動によりその地域の貯水地の水温変化と水質変化及び雨雪による養分
の洗い流しに伴う水質変動や太陽の照りつけによる溶解成分の濃縮により定期的に
水換えをしても水槽水のバランスが崩れる。
さらにその結果水槽内全体(ろ過、バクテリアも含み)では溶存気体の量も変わり
有機物が含まればそれをバクテリアが分解しその時酸素を消費し二酸化炭素が
発生し水槽水では酸素の供給が少なくなりこの二酸化炭素もほぼ供給されphは
低くなる。
おおまかに言えば底砂、濾過器には硝化バクテリアが多く存在し窒素化合物
を分解し硝酸塩とする。
この硝酸塩は水に溶けやすいため硝酸濃度が高くなる、これが分解反応。
水槽内環境では水換えが重要になる、水槽内では魚などの排泄物、残り餌、枯れ葉や枯れた根
、細かく言えばスネールの排泄物や死骸、コケをとったときの汚れ等が発生しこれを取り除く
のとともに水換えをするが、自分たちができないことを水槽中のいろんなとこに棲むバクテリア
が食べたり分解し
アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩の順で窒素化合物に変化する。
ところが地域的水質問題や人為的にアルカリ性になるものがあれば例えば炭酸カルシウム
が多く含む水だったりした場合に炭酸カルシウムと硝酸が反応し、硝酸イオンとカルシウム
イオンとなり水換えをするときまで蓄積され水中の硝酸カルシウム濃度が上がる。
つまり上記の内容により過剰ろ過ではどちらかの水質になる要因があると考えてる。
理解できる?