10/01/30 23:02:35 KS8KoB/f
きみたちね、自分で考えることができないのかね・・・
硝酸については水換えのこと理解してれば解るだろう、そのくらい自分で考えれよ
私的水槽立ち上げ理論よりバクテリア関連仮説>
CO2(炭酸ガス=二酸化炭素)は水中では簡単に水から放出されやすい性質を持つ。
例えば、コップに水を入れて長時間放置すると水の入ったコップの内側に気泡が
つきやがて空気中に放出される、この気泡が水の中に溶けていた二酸化炭素である。
この例えを水槽内環境で考えて表現してみると魚は酸素と餌を必要とし二酸化炭素や排泄物(アンモニア等)を出し水草は二酸化炭素や光を必要とし酸素を出す。
さらに生態系という部分で忘れてはいけないバクテリアの存在、このバクテリアは好機性バクテリアで二種(ニトロソモナス、ニトロバクター)により水槽内環境のバランスを保つ働きをする。
この働きとは魚にとって有害なアンモニアなどを比較的無害なものにして行き還元をさせている。
しかし、これらの需要と供給のバランスを水槽内で巧くとるのは難しいのでCO2抜気という事を人為的にする必要がある。
この抜気を行う為のものがエアーポンプと濾過器でこれにより水面を拡散しアンモニアや炭酸ガスを大気中に追い出し酸素ガスを水中に入れる作用をする。
また、水温が上がることに水中酸素量(溶存酸素)も少なくなり生物にとっては住みずらい環境に変化して行く。
さらに、水中のCO2が増えると嫌気性バクテリアが発生し窒素化合物がアンモニアに還元され水質が悪化する。
種水と種濾材
水が出来上がった状態(生態系のとれたバランスの良い水)での水、底砂、濾材を新規水槽立ち上げの時に移植提供することは非常に有効な手段です。
それは、調子の良い水槽内環境での水、濾材はバクテリアの増殖が盛んであるので新規水槽立ち上げに使用するとバクテリアの移植となり水槽立ち上げが楽であるのとともに
バクテリアを増殖しやすい環境にさせることが可能となります。
セット仕立の水槽には濾過バクテリア二種(ニトロソモナス、ニトロバクター)は
存在しません。
この二種類のバクテリアによって魚が住める環境が作りあげられるのでこの二種類のバクテリアを必ず発生させなければなりません。
またこのバクテリアは最初の条件としてアンモニアを必要とするのでアンモニアを必ず発生させなければなりません。
そこで普通は魚を使用します(魚の切り身、ササミでも代用できます)、水槽セット後
2週間ぐらいで魚を数尾(2尾ぐらい)導入しバクテリアが繁殖するのを待ちます。
もしセット直後に沢山の魚を水槽に導入するとバクテリアの発生がないために水質が悪化し魚にとってはデンジャラスな環境となります。
濾過バクテリアの繁殖が順調に進めば2~3週間ぐらいでアンモニア、亜硝酸の量が減少しはじめますが、まだ魚を増やさないほうが無難
そして水槽が立ち上がるまでの期間は1~2ヶ月かかります、この時期が濾過層に十分なバクテリアが繁殖し濾過システムが機能を発揮し
はじめた頃ですが濾過システムが生物濾過という面ではまだ不完全であるので水槽内の微妙な変化で水質はたちまち変化し悪化するので魚
を追加するときは注意。
前述は一般論
これからはイレギュラーたちあげ
ただたんに何も水槽に水を入れ水槽の水を循環する方法です。(水槽が立ち上がるまでは約1ヶ月かかります)
普通であれば立ち上げ水槽にはバクテリアは存在しなく、アンモニアもなければバクテリアも発生しないと考えますが例外もあります。
これはあくまでも推測ですがアンモニアが突然発生しバクテリアも突然発生し増殖することが可能となります。
それは何かというと家庭のハウスダストが水槽内に入り込み微生物が発生したと考えられます。
このようにハウスダストを利用し微生物を発生させ濾過バクテリアを繁殖させるわけですが、どのような原因でアンモニアが発生するかはわかりません。
私の推測ではありますが、なんらかの要因で最初に水槽内に入り込んだ微生物が死んでアンモニアが発生し濾過バクテリアであるニトロソモナス、ニトロバクターが出現
するのではないかと思われます。
ただし、水槽を立ち上げるにも環境条件があるようで水槽内の水をただ循環するのではなく必ず7~8時間照明を点灯し濾過器を使用し水を循環させ、あたかも熱帯魚を飼育しているかのようにします。
その結果1ヶ月後には魚が住める環境となりますが、やはりこの時期はまだ水質が安定しずらく少しの環境変化で水槽全体が崩壊するおそれがあるのでいっきに沢山の魚を導入してはデンジャラスです。
理解できたかな?