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山古志のコイ上海万博へ 販路開拓の起爆剤に
長岡市山古志地区のニシキゴイが、上海万博の日本政府パビリオン
「日本館」で展示される見通しになった。同地区はニシキゴイの発祥地
とされ、養鯉業が盛んだが、2004年の中越地震で大打撃を受けた。
今回出展主体となる市や県は、ニシキゴイ人気の高い中国でPRする
ことで、震災からの復興とブランド力をアピールし、販路開拓につなげ
たい考えだ。
中国は検疫上の理由でコイの輸入を禁止しているが、8月に中国・
上海の検疫当局へ展示元の日本館が申請、手続きが進んでおり、
今回、特例として許可される見込み。
市関係者によると、10月13日~15日に万博の日本館で開かれる
予定の「新潟フェア」で展示を計画。直径約2・5メートルの水槽に5匹
ほどニシキゴイを展示する予定で、ニシキゴイは山古志地区の養鯉
業者の組合が提供する。
中国では08年に四川大地震が発生。市は被災地同士の交流を通じ、
「復興の象徴」として同地区のニシキゴイをPR。輸出の可能性を模索
していた。そうした中、県から昨年末、新潟フェアの共催を提案され、
目玉としてのニシキゴイ展示を検討。森民夫市長が8月に中国を訪問し、
丹羽宇一郎大使にも協力を要請していた。
森市長は「今回の展示をニシキゴイの新たな販路開拓への起爆剤と
したい」としている。
(2010年9月17日 読売新聞)
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