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“泳ぐ宝石”が発祥の地に集結 新潟市で初の国際ニシキゴイ品評会
2010.2.13 12:00
“泳ぐ宝石”と称されるニシキゴイは江戸時代に越後の古志郡(現在の新潟県
長岡市山古志地区と小千谷市東山地区)で誕生したと伝えられている。山古志
地区は平成16年10月23日に起きた中越沖地震でライフラインが寸断され、
全村避難を余儀なくされた旧山古志村だ。壊滅的な打撃から5年あまり。生産量
が震災前の8割まで戻り復興した姿をアピールしようと、41回目を数える世界最
大規模のニシキゴイ品評会として知られている「全日本総合錦鯉品評会」が、
東京以外で初めて新潟市で開かれた。(石田征広)
会場の新潟市の「朱鷺(とき)メッセ」はさながら国際見本市の風情だった。
やたらとヨーロッパ系と東南アジア系の人々ばかりが目立つからだ。無理もない。
新潟県は全国一の約500人のニシキゴイ生産者を数える。その7割は海外に輸出
されている。ニシキゴイの三大品種とされる「紅白(こうはく)」「大正三色(たいしょう
さんけ)」「昭和三色(しょうわさんけ)」は愛好家の世界では国際共通語になっている。
海外からの約250尾を含む出展1593尾の多くの品種はこの3種類で、展示用
の水槽に掲示される紹介プレートにはローマ字でこの読みのルビがふられている。
ちなみに、「紅白」は文字通り白地の肌に赤が浮き出てきた品種。「大正三色」は
白地の肌に赤と黒が浮き出てきた品種。「昭和三色」は黒地の肌に白と赤が浮き
出てきた品種。素人が大正と昭和を区別するのは難しい。
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