13/04/24 22:18:14.51 KIw+1rIC0
ワシはおかしい!
実は今日書いた話にもう反響が来たというので、読ませてもらったが、実におかしい!
ネットは、ワシがこの話にどう反応するか盛り上がっていたと言うのだ。
今の心情を吐露しようものなら、小林の阿鼻叫喚が見れるのでは?と、期待していたんだと。
残念だ。
正直なところ、AKBの河西智美には、馴染みの同情も、注ぐ哀れみも、裏切りの怒りさえも湧かない。
前にも話をしたが、ワシはオタクというやつではない。
単なるファンだから平気なのである。
気分もいいし、久しぶりに甘いおやつでも買いに行こうと一人で外に出た。
足元を見るとサンダルと、革靴を片方ずつ履いている。
どうしてだろう。
すると、角からタクシーが飛び出した。
ワシはよろけてしまい、財布を側溝に落とした。
そのまま後ろに倒れ込み、その拍子に頭を電柱に打ち付け、
脳震盪を起こした。
誰も見ていないので、しばらく大の字に寝転んで笑っていた。
ワシは何をしに、外に来たのかさえ忘れてしまった。
この歳になり、迷子になってしまったのである。
雨が降る薄暗い歩道に立ち
唇の色が紫色に変わるまで傘も射さずに歩いた。
ワシの円らな瞳は、暖かな明かりの点いたケーキ屋のウィンドウを
じっと黙って眺めていた。
ワシにも、ともーみのようなフルーツおじさんがいたら、
迎えに来て、一つくらい買ってくれたのかも知れない。
よしのり