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AKB48の前田敦子“卒業公演”は記憶に新しいが、その千秋楽が行われた八月二十六日、
博多のとあるイベントホールでは、一人の少女の「お別れ会」がひっそりと開催されてい
た。古森結衣、十四歳。ほんの一週間前までAKBグループ・HKT48の一員だった。だが、他
のメンバー四人と同時に突然活動を自体、その理由は“一身上の都合”だと公表された。
だが、真相は事実上の解雇。彼女の父親が娘の無実を訴える―。
「お別れ会は友人が企画してくれたもの。娘と一緒に。これまで応援してくれたファンの
方々に直接感謝の言葉を言いたかったのです。本当は「卒業公演」をさせてあげたかった……。
でも、そもそも、なぜ娘が辞めさせられなければならなかったのでしょうか。娘は、一
方的な理由で不当に解雇されたんです」
AKBの姉妹グループとして発足したHKT。結衣さんは昨年夏、その一期生に見事選ばれた。
「娘は前からAKBのファンで自ら応募しました。私もまさか合格するとは思っていませんでした」
山口県に自宅がある古森家はサラリーマンの父、パートの妻、長女、二女の結衣、長男の五人家族だが、
「博多の劇場に通える場所に住まないといけないので、急遽、博多にアパートを借り、中
学も転校。妻も娘と一緒に博多に越しました。ですが、山口には姉と弟の二人の子がいま
す。結局、妻は博多と自宅を何度も往復する生活になりました」
アパート代や交通費も馬鹿にならない。古森家は外食を減らし家計を節約。家族一丸と
なって結衣さんを応援したという。
「毎晩のように、妻や娘と電話で話をしました。会話はHKTの話題が中心なので、メンバー
の顔と名前をネットや雑誌で覚えました。年頃の娘ですし、あまり話をしようとしません
が、それでも、HKTのことは楽しそうに話していました」
だが急転直下の脱退、運営側に“二枚のイエローカード”を突きつけられた。
ケチのつき始めは、今年の四月。SNSで、古森をはいめ大半のメンバーがファンとメッ
セージをやりとりしていたことが発覚。
「運営の方は娘に『イエローカードだ』と言ったそうです。ファンとは直接交流をしては
いけない、というルールを破ったということで、私も叱りましたし、娘も深く反省してい
ました」