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「勝負」に勝った秋元才加
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本日、AKB48秋元才加がヒロインのアン王女を演じる舞台「ローマの休日」を、都内の天王洲銀河劇場へ観劇に行った。
秋元は、この舞台が実質6作目。AKB48メンバーの中では、最も豊富なキャリアだ。
ただし、これまでは、AKB歌劇団「∞・Infinity」や、アニメ原作のミュージカル「ミンキーモモ~鏡の国のプリンセス~」など、
舞台の世界では、超初心者的な作品ばかりだった。
それに対して、今作は、映画「ローマの休日」の舞台版。2年前に主演吉田栄作、共演小倉久寛で好評を得た作品の再演だ。
劇場も、大阪の梅田芸術劇場と、東京の天王洲銀河劇場と、集客力と良作しかやらせてもらえない敷居の高いところ。
あのオードリー・ヘプバーンが演じたアン王女役ということもあり、秋元にとっては、今後の女優人生において、試金石とされる勝負作だった。
結果は、女優としての浅いキャリアと、多忙な毎日の中で、「よくぞ仕上げた」とたたえられて良い内容だった。
ベテラン俳優の吉田と小倉と3人だけでの2時間の演劇は、セリフも多いが、1度もかむこともなかった。
AKB48では、体育会系のボーイッシュで、男勝りなキャラクターだが、オードリーのように、キュートでかれんなアン王女を、見事に演じきっていた。
目を、表情を小動物のようにコロコロと動かして、豊かな表現力だった。
もともと素質はあったが、明らかに場数を踏んできたゆえのレベルアップ。
もう、AKB48という話題づくりで起用してもらったわけではないことを、堂々と証明した。
秋元は、同じく女優を目指している前田敦子や大島優子と比べても、遜色(そんしょく)ない。
むしろ、舞台の経験など、2人以上の成果と実績を積んでいる側面まであるほどだ。
今回の総選挙の速報は32位だったが、アイドル人気とは別の次元で、ソロタレントとして、成功を収めている。
決して、総選挙=芸能人としての価値ではないことを体現。
ここが、また、AKB48のおもしろいところだ。
最後に。舞台終了後の楽屋では、心温まるシーンにも出くわした。
戸ケ崎智信AKB48劇場支配人、所属事務所社長、何人ものマネジャー、AKB48メンバーの増田有華や小林香菜ら、AKB48ファミリーが、こぞって訪問。
毎日、AKB48劇場にいる“サルおばさん”こと、西山恭子広報は「昨夜は、秋葉原のチームK公演で『ウッホッホ』ってゴリラを演じていたのに、
半日もしないで、今日は立派なアン王女。本当に素晴らしかったわよ」と、珍しく瞳を潤ませて感激していた。
ファミリー全員が、秋元の飛躍を心から喜び、祝福していた。AKB48の絆は、心強い。
[2012年05月27日 01時20分]
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