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影響力低下の波紋!? AKB48「情報解禁」を巡ってマスコミと一悶着
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2012年に入っても人気の衰えを感じさせないAKB48だが、先日のとあるイベントで各社からひんしゅくを買ってしまった。
小さな芸能プロが行えばたちまち総叩きに遭ってしまう強引な物言いに、今回ばかりはAKB48といえども不満を漏らすメディアも散見されているという。
今月16日、AKB48の秋元才加と宮澤佐江がイメージキャラクターに起用された「パッとCOOL」の記者会見が行われた。
取材に訪れたマスコミは、現地で主催者側から突然「情報解禁日は18日以降でお願いします」と説明されたという。
通常であれば芸能記者会見の内容は、翌日のスポーツ紙やワイドショーに報道されることを大前提として企画される。
また近年ではウェブニュースサイト等に会見終了直後に記事が掲載されることも多いが、
情報解禁時間を指定したい場合は事前に『各社とも翌日の○時解禁でお願いします』と案内されることもある。
「ところが、この会見は情報解禁が翌々日。
事前にその旨のアナウンスがなかったため、現場では『何でですか』と詰め寄る記者の姿もありました。
新聞の場合は翌日の紙面構成に関わるわけですから、突然の時間指定に怒り出すのは当然ですよ」
(芸能記者)
しかし現在のAKB48には簡単に食って掛かるわけにもいかなかったのだろう。
その場の取材陣も渋々納得し、情報解禁についても抜け駆けした社は皆無だった。
しかし、一体なぜ解禁時間を設定したのだろうか。
「秋元と宮澤が会見した同日は、AKB48の姉妹プロジェクトのJKT48が出演する新CMの発表会見が行われており、
AKBグループ同士で話題が被ってしまうこと 避けたかったためと見られています。
同事務所内で同日にイベントをバッティングさせることは珍しく、ジャニーズ事務所は各タレントたちの情報解禁日が数カ月先のスケジュールまで連日設定されています。
大手だけにこの手のバッティングはやってはいけないミスですが、そのうえ無理やり
『掲載日を分散させろ』なんて、さすがに頭にくる言様ですよ」
(週刊誌記者)
AKB48が大きくなった一因はマスコミとのお付き合いの上手さだったわけだが、今回のやり方はさすがにまずかったようだ。
直接抗議はできずとも、今回の件に関しては「AKB48はちょっと天狗になりすぎている」と吹聴する現場記者も多く見受けられているという。
人気継続も残りわずかといわれる同グループだけに、初心忘れるべからずの精神を今一度取り戻してくれることを願いたい。