12/01/05 00:12:05.95 KPd721/I0
>>530
>当時の塩川大臣の答弁=運輸省の見解によれば、
>空域が競合するから高いレベルでの並存は無理。
>今のレベルより大きく増やすことは不可能で、
>伊丹+神戸で20万回を超えることはありえないだろう。
神戸沖関空案では西宮沖に騒音問題が発生するとウソまで言っていた塩爺。
これは神戸市の宮崎市長が当時の運輸大臣に再提出した関空神戸沖案です。
昭和57年6月4日 新空港計画試案
神戸沖に空港を建設する基本的考え方
関西における空港需要の急激な増大と、大阪国際空港の現状にかんがみ、公害のない利便性の高い新空港の早期実現をはかる
とともに、神戸港を航空貨物を含め関西における物流基地とすべく、以下新空港の建設について、神戸市の基本的な考え方を述べる。
(1) 大阪国際空港との調和
大阪国際空港の存廃問題に関しては、大阪モノレールの建設にかかる経緯等からしてむしろ現空港を存続させる方向にあるといえる。
しかしながら、現空港が関西の今後の航空需要に対応することは条件的に不可能な現状にあるといえるし、また現空港の環境問題
を早期に解決するためにも、併用の条件が十二分に満たされる新空港を早期に建設する必要がある。
すなわち、神戸沖に建設する新空港は現空港とは至近の距離にあり、航空需要発生地に近く、新空港へのアクセスは既存の交通施設
が充実しており、国際・国内いずれの旅客にとっても利便性が高い。
また、両空港の位置的関係から旅客需要に対応する両空港の機能分担については、相互補完の弾力的運用が比較的容易である。
(2)~(4) 略
(5) 法制化と財政的支援
この計画を実現するに当たって、事業主体は当面国家財政への依存を期待しない方式で考えたい。
しかしながら、巨額の財政支出を円滑に執行するためには、国において特別立法等の措置が不可欠であり、また将来においては一部
の事業に制度化されている無利息融資、又は財政投融資による低金利融資の手段が講ぜられることを願いたい。
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関 空 神 戸 沖 案 は 伊 丹 存 続 を 前 提 に 計 画 さ れ て い た ! !
こ の 計 画 を 実 現 す る に 当 た っ て 、
事 業 主 体 は 当 面 国 家 財 政 へ の 依 存 を 期 待 し な い 方 式 で 考 え た い 。
国ではなく神戸市主体でやりますという神戸沖案より、泉州沖案をなぜ国は選んだのか。謎です。
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位置 ポートアイランド沖約4キロ
規模 510ha(将来650ha)
滑走路 3000m×1 (将来3000×2)
需要予測 当初 10.4万回(将来22万回) 注:大阪国際空港は年間7万回 で計算
発着能力 当初 16万回(将来22万回)
建設工法 埋立工法 埋立土量 18000万立米(全体で19500万立米)
建設費 護岸埋立に5250億円 (全体で5520億円)
着陸帯、滑走路、誘導路、道路等 830億円(全体で1390億円)
旅客ターミナル・貨物ターミナル、駐車場等 420億円(全体で590億円)
計 6500億円 (全体で 7500億円)
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伊 丹 空 港 ( 7 万 回 ) + 神 戸 沖 関 空 ( 2 2 万 回 ) = 2 9 万 回
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