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「JALは営業利益2000億円で当期純利益1600億円。
ANAは営業利益900億円だが当期純利益200億円まで減ってしまう。
JALは繰越欠損金の効果によって、税金を払っていないため営業利益と当期純利益の差が少なく、
ANAは税金を払っているためその差が大きい」と思われているが、
実態はANAの営業利益と当期利益の差額は、ANAが営業外費用で
機材売却の損失を計上していることが大きいのである。
つまり、ANAは機材を売却するたびに損失を計上しているのだ。
一方のJALは機材の損失を破綻時に一気に計上した。
ANAの当期純利益が低いのは、税金を払っているからではなく、
機材の損失を「徐々に」出しているからである。
もちろん今後も機材の含み損を抱えている限り、税法上のメリットを享受できるし、
また、JAL同様一気に評価損を計上することも可能である。
「繰越欠損金」というキーワードによって、両社の純利益の差が生じていると、
ミスリードしている。