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社民党の福島瑞穂党首は二十三日、米軍普天間飛行場移設問題で鳩山由紀夫首相が沖縄県名護市辺野古沿岸部への移設を
正式表明したことについて「今日、沖縄の（辺野古移設に反対する）民意ははっきり示されたわけだから、内閣も重く受けとめるべきだ。
実現不可能な計画を強行することほど愚策はない」と強調した。都内で記者団の質問に答えた。
福島氏は、辺野古移設阻止に向けて「首相と話すこともあるかもしれない」とも指摘。
連立政権離脱の可能性に関しては「党内で議論していきたい」としたうえで「大事なことは（移設問題の）結論。今は『沖縄県民の民意に
従ってやるべきだ』と言うことに全力を挙げる」と述べ、当面は県内移設の撤回を最優先させる考えを強調した。
同問題に関しては阿部知子政審会長が同日記者団に「政権の中で発言し続けていくことが有効なら、その道をとる」と、政権にとどまる
べきだとの考えを示している。社民党は二十四日午後、幹部が集まって今後の対応を協議する予定。
一方、鳩山首相は二十三日、那覇市で記者団に「これからも連立の中で頑張っていただけるよう協力を求めたい」と述べた。
ソース（東京新聞） URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)