24/11/18 13:27:34.14 c+5fI2AF9.net
【前略】
実際、県政界筋によれば、世論調査で稲村氏は最大で15ポイント以上、選挙公示後の11月上旬にも10ポイントの差を斎藤氏につけていた。
「楽勝、のはずでした。ところが11月9日ごろには差は3ポイント前後に縮まり、情勢の大変動が起きました。
そして実は13日ごろには逆転されていました」(稲村氏を支援する自民党筋)
結果、ふたを開けると斎藤氏は約111万4000票で、約97万6000票の稲村氏に快勝。
投票率は55.65%と、斎藤氏が前回当選した2021年より14.55ポイントも増えた。何が起きたのか。
「ネット空間で完全に出遅れました。まず、斎藤氏を告発したAさんの県公用パソコンに入っていた個人情報の“内容”とするものが流布されました。
これが倫理的に問題がある内容なのでAさんは信用できない、との空気がつくられ、『疑惑は嘘で、斎藤知事は陥れられた』と考える人が爆発的に増えました。
斎藤氏を応援すると言って出馬したNHK党党首、立花孝志氏がAさんに絡むことを街頭演説で話し、この動画がYouTubeで拡散したことも効きました」(稲村陣営関係者)
「責め方が異常、裏に何かあると思ってた」「YouTuberが話してた」
この見方は本当なのか、斎藤氏の支持者に聞いてみた。
街頭演説会に来た50代の女性Bさんは「私はこれまで大阪の親戚の話を聞いて維新に投票してきましたが、今回初めて演説会に来ました」と言う。
斎藤氏の疑惑や、反対の応援の動きをどう見ているかたずねると、言葉を選びながら答えてくれた。
「斎藤さんは100%悪いって思ってたんです。それが揺らいだのは親戚の話からで、YouTubeを見始めました。
ネットの話も鵜呑みにはしませんよ。でも何が正しいのか分からなくなって実際に聞いてみようと思ったんです。
聞いてみると斎藤さんは実直という印象です。
政策もいろいろされていることが初めて分かり、続けてもらった方がいいかなと思います。疑惑? 実際どうかは判断できないですね」(Aさん)
50代の女性Cさんは声をかけると「なんで斎藤さんを推すのかって? あんたらマスコミが一番わかっているでしょう」と声を荒らげた。
ご自身の気持ちを教えてもらえませんか、と頼み込むと機嫌が直り、関西のおばちゃんらしく親切に心のうちを話してくれた。
「立花さんが出てくるよりもずっと前、ワイドショーで毎日斎藤さんが取り上げられていたころから、私はそれを見て胸が痛かったの。
なんであんなに責め立てるんやろって。私も人の親、お母ちゃんやから。家族にも『もうテレビ見るのやめよ』って言ったくらい。
毎日毎日、これでもかこれでもかって。辛かったのよ。この責め立て方は異常や、裏に何かあるで、って思ってたら、案の定そうやった」(Cさん)
メディアは問題がないと知りつつ県議とともに斎藤氏を糾弾したのだから
斎藤氏が素晴らしい知事なのは記者なら知っているはずだ、というのがCさんが最初に怒った理由のようだった。
60代後半の女性、Dさんは「年寄やからって甘く見たらあかんよ。私なんかずっとネットで調べ続けているの」と話した。
今回の問題は斎藤氏の前に20年間続いた井戸敏三元知事の時代につくられた利権に斎藤氏が挑戦したので起きた、というのがDさんの分析だ。
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2024/11/18
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