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※2024年9月6日 06:00
東スポWEB
千葉・習志野のストーカー男が、懲役5か月の一審判決を不服とし控訴。その判決公判が5日あり、東京高裁は控訴を棄却した。
判決文などによると、配達業・藤ヶ谷晋典(しんすけ)被告(50)は今年2月の節分ごろ、当時48歳の女性Aさんに恵方巻および「娘さんと2人で食べて」などと記した手紙入りの段ボールを郵送し、交際を要求。
さらに同月下旬、2回にわたり「僕の女に、彼女に、お嫁さんになって下さい。僕はAとしかエチエチな関係になりたくないということです。A、愛しています」などと書いた手紙を送った。「自分の下半身がいま何センチあって、それで妊娠させてあげるよみたいな内容も書かれていた」(事件関係者)
藤ヶ谷被告は2018年、Aさんを被害者とする器物損壊、傷害、窃盗の罪に問われ、最高裁まで争ったが棄却され有罪判決を受けた。今回は、その執行猶予期間満了から約1年2か月後の犯行。
しかも恵方巻を送った後、藤ヶ谷被告は警察官から、手紙を送ってはいけないなどと注意されていた。一審で同被告は同じことをしないと誓約したが、高裁は「そのことを大きく評価することはできず」と断罪。執行猶予がつかなかった点や刑期の点においても「重すぎて不当であるとは言えない」とした。
さる地元男性は「人に嫌がらせするのが生き甲斐の、大変な迷惑男です」と眉をひそめ、藤ヶ谷被告の素性を明かす。
「Aさんの家に毎日のように行って洗濯物をチェックしたり、車のナンバープレートを曲げたり、郵便物を盗んだり…。警察の家宅捜索では、いろんな女性の郵便物が出てきたそうです。事実、しつこく付きまとわれた地元女性を2人知っています。うち1人の件で昨年11月、注意しに行ったら、藤ヶ谷に逆上されバットで殴られました。女性は恐怖を感じ引っ越しました」
迷惑行為はストーカーだけにとどまらないという。
「私はマンションの敷地に何度も勝手に入り込まれたり、実家には深夜の無言電話が何度もありました。クビになった消防団に再入団させろとイチャモンをつけたりも。被害を受けた人たちは『被害者の会を結成しようか』と話しているくらい」(地元男性)
藤ヶ谷被告は昨春、習志野市議選(定員30人)に候補者45人のうち1人として出馬し、得票数100票で落選した。自宅入り口には、当時の選挙ポスターをビッシリ貼っている。
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