24/05/31 07:27:58.43 lzRQIwdU9.net
今年3月に政府が運用をはじめた戸籍の新システムで障害が相次ぎ、全国の自治体で住民サービスに影響が出ていることがわかった。本籍地以外の自治体窓口で戸籍証明書を取得できるようになった一方で、発行や届け出の処理が大幅に遅れたり、市区町村の職員が電話でシステムを穴埋めしたりする状況が続いている。
問題がおきているのは、戸籍法の改正により法務省が整備した「戸籍情報連携システム」。各自治体にある戸籍謄本「正本」を複製した「副本データ」を連携させて、事務作業を大幅に簡便化することを目的としている。
しかし、運用初日からシステムに負荷がかかりすぎ、自治体からの処理がエラーになるトラブルが頻発。3月中旬に一度は復旧したが、5月下旬に再発した。全国の多くの市区町村が「発行は当日ではなく5営業日以降」(東京都大田区)「可能な限り午後4時までのご来庁を」(同品川区)などと暫定的な対応を説明するお知らせをホームページに掲示した。
熊本市は今月24日、「証明書の発行に時間がかかる場合があります。お急ぎの場合は本籍地の市区町村の窓口をご利用ください」とのお知らせをホームページに載せた。
また、法務省の副本データは、市区町村が持つ戸籍の「正本」と内容が一致するか確認が完了する前に制度が始まってしまい、データの更新漏れも多いという。
10~20分で済む処理に2時間以上も
このため、市区町村は、住民…(以下有料版で,残り776�