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「クッシング病」という病気を知っていますか? 名前が似ている「クッシング症候群」とは異なり、こちらは指定難病です。大学生のときにクッシング病と診断された小笠原妃奈子さんに、聞き慣れないこの病気についての闘病体験を話してもらいました。
※本記事は、個人の感想・体験に基づいた内容となっています。2024年2月取材。
[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
治療しなかった場合の5年存率50%の「クッシング病」
編集部:
まず初めに、「クッシング病」とはどういった疾患なのか教えていただけますでしょうか?
小笠原さん:
難病に指定されている、ホルモン代謝異常の疾患です。日本では、およそ100万人に1人の割合で発症するとされていて、特に中年の女性に多いと言われています。
脳内でホルモン分泌の調節を中心的に行っている脳下垂体というところに腫瘍ができることによって生じます。
その腫瘍が副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を自律的かつ過剰に分泌し、結果的にコルチゾールという副腎皮質ホルモンが持続的かつ過剰に分泌されてしまうことでさまざまな症状が現れます。
編集部:
具体的にどのような症状が現れるのでしょうか?
小笠原さん:
急激な体重増加、中心性肥満、ムーンフェイス(満月様顔貌)、ニキビ、バッファローハンプ(野牛肩)、免疫力低下、月経不順、筋萎縮、血圧上昇などです。
これらの症状は直接的に命に関わることは少ないものの、二次的に高血圧や糖尿病、肝硬変などの合併症になることで致命的なダメージを受ける可能性があります。
また、コルチゾールは「ストレスホルモン」とも言われていて、過剰分泌により、うつ傾向になることもあるそうです。
治療しなかった場合の5年生存率は50%とも言われています。ちなみに、「クッシング症候群」という疾患もありますが、それは副腎に腫瘍ができることで同様の症状が現れますが、難病には指定されていません。
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5/4(土) 20:02 Yahooニュース/Medical DOC