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アルコール摂取後に体内で生成されるアセトアルデヒドがDNAを傷つけていることをヒトの細胞で明らかにしたと、東京都医学総合研究所のチームが発表した。生物にはDNAの傷を修復する機能が備わっているが、損傷が大きいと、がんや老化現象を引き起こすことが知られている。アルコールが体に及ぼす悪影響の一因の可能性がある。
アセトアルデヒドはアルコールが体内で分解される過程でできる有害物質で、頭痛や胸やけなどの二日酔いの原因だ。
チームは、DNAの傷を修復する遺伝子の働きをなくしたヒトの免疫細胞と、正常な免疫細胞にそれぞれアセトアルデヒドを加えた。すると、遺伝子の働きをなくした細胞は、正常な細胞よりも約3倍死にやすかった。
続きは毎日新聞 2024/4/25 10:00
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