24/04/17 23:32:21.61 DYqb5ikv9.net
山盛りの野菜と豪快なチャーシューに、ニンニクが惜しみなくのせられたラーメン。東京・葛飾区の「豪麺MARUKO」定番のラーメンは1杯830円。
材料費の高騰などで、コロナ前に比べて1杯にかかるコストは1.5倍となったが、何とかこの値段に抑えているという。
西谷寛店長は「900円の壁は越えないようにしたい。そこは変えないで通すしかない」と語った。
簡単に値上げもできず苦境に立たされるラーメン店。去年の倒産件数は過去15年で最多となっている。
こうした状況に追い打ちをかけるのがことし7月から発行される新紙幣だ。この店のように、券売機を導入している店では新紙幣に対応した券売機への更新を迫られている。
その費用は、券売機1台あたり100万円を超えるケースも少なくない。
西谷寛店長は「さらにマイナス。100万円の利益を出すのはなかなか。1日100杯だとしても半年~1年かかる」と落胆を口する。
店がある東京・葛飾区は、30万円を上限に更新にかかる費用の半額の補助を決定しましたが西谷寛店長は「(区だけでなく)国が少しでも負担してくれれば一番いい。国が決めたんだったら、責任持って負担をしてくれと言いたい」と訴えた。
消費経済アナリスト 渡辺広明氏は新紙幣対応の影響もあり、今後もラーメン店の倒産件数が高止まりすると指摘したうえで「ラーメン店は3年で8割潰れると言われるような厳しい業態だ。行政の補助の試みがもう少し広がっていけばいいのでは」と指摘した。
(『ABEMAヒルズ』より)
ABEMA TIMES編集部4/17(水) 17:02配信 ABEMA TIMES
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