「現実とファンタジーの区別はついている」の危うさ…児童ポルノと実際の加害行為の強い結びつきとは? ★2 [おっさん友の会★]at NEWSPLUS
「現実とファンタジーの区別はついている」の危うさ…児童ポルノと実際の加害行為の強い結びつきとは? ★2 [おっさん友の会★] - 暇つぶし2ch1:おっさん友の会 ★
24/03/24 13:48:28.95 ebju/owq9.net
年端も行かぬ幼い子どもを性の対象とする「小児性愛」の問題は、性をタブー視する日本社会のなかでも特に忌避され社会的議論につながってこなかった

しかし近年、故ジャニー喜多川氏による男児への性加害が明らかになったほか、塾講師をはじめ教師やベビー(キッズ)シッターなど、子どもにとって身近な大人による加害行為も表面化してきた。

本連載では、小児性愛障害と診断され、子どもへの性加害を起こした者への治療に取り組む斉藤章佳氏(精神保健福祉士・社会福祉士)が、治療やカウンセリングを通じ実感した加害者特有の「認知の歪み」について解説する。

今回は、インターネットを中心にまん延する「児童ポルノ」が、加害者の認知の歪みに影響を及ぼす問題について解説する。(第4回/全5回)

●この記事は、斉藤章佳氏による書籍『「小児性愛」という病―それは、愛ではない』(ブックマン社)より一部抜粋・構成しています。

●児童ポルノの影響力
児童ポルノは、それを望む大人たちが性的な興奮や満足感を得るため、あるいは商業的な利益を得るために作られ、流通や譲渡がされるものです。そうした一部の大人にとってはメリットがあるものですが、子どもにとっていいことはひとつもありません。児童ポルノの被写体となるのはまぎれもなく性被害です。

【中略】

これまで私が直接的、間接的に関わってきた子どもへの性加害者らはほぼ全員、児童ポルノから何らかの影響を受けています。まず、これまでクリニックに通院した者117人のうち112人に児童ポルノ動画や画像を見てマスターベーションをした経験があります。児童ポルノに触れたことがないという加害者のほうが、稀(まれ)なのです。

たとえば、盗撮の問題行動があってクリニックに通っている者が全員、事前に盗撮に関するポルノを見ているわけではありません。

痴漢についても同じことがいえます。痴漢が常習化すると痴漢モノのAVなどを毎日のように見ることになるケースはめずらしくないにしても、最初に痴漢行為に手を染める前にそうしたものを見ていたかというと、全員がそうだとはいえないのです。痴漢は、満員電車でたまたま女性の身体に触れてしまい、その衝撃からはまってしまった、というケースが多く、「もともと痴漢に興味があって、いつかやってみたいと思っていた」者はどちらかというと少数派です。またそのような動画を模倣(もほう)して行動化する痴漢は多くはないこともわかっています。

それらと比べると、児童ポルノと実際の加害行為の結びつきは圧倒的に強いように見えます。

児童ポルノを見ているからといって現実の子どもに加害をするとは限らない―これは断言できます。しかしそれを理由に、加害者らが100%に近い割合で児童ポルノを見ていたという事実を矮小化することはできません。

続きはYahooニュース 弁護士JP
2024-03-24 9:21
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