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おととい、群馬県伊勢崎市の公園で小学生ら12人が犬にかまれた事件で、この犬が、狂犬病の予防注射を打っていなかったことが分かりました。
この事件はおととい夕方、伊勢崎市の公園で、小学生9人を含むあわせて12人が犬にかまれ、けがをしたものです。
かんだのは体長1メートル30センチほどの四国犬ですが、その後の伊勢崎市への取材で、この犬が法律で義務付けられている狂犬病の予防注射を打っていなかったことが新たに分かりました。
伊勢崎市によりますと、「狂犬病予防法」は、犬の飼い主に▼市町村への登録と、▼年1回の狂犬病の予防注射を義務づけていますが、けがをさせた犬はこの登録がなく、予防注射をした記録がないということです。
犬の飼い主はあわせて7頭の四国犬を飼っていますが、市役所への登録は3頭だけで、この3頭の予防注射の記録はおよそ10年前が最後だということです。
犬は県の動物愛護センターで保護されていて、警察が飼い主の男性から話を聴くなどして当時の状況を調べています。
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