好きになるのは一人だけ?――ポリアモリー(複数愛)を知っていますか:荻上チキ氏 [少考さん★]at NEWSPLUS
好きになるのは一人だけ?――ポリアモリー(複数愛)を知っていますか:荻上チキ氏 [少考さん★] - 暇つぶし2ch1:少考さん ★
23/12/29 12:19:30.60 DxNDg/Lp9.net
好きになるのは一人だけ?―ポリアモリー(複数愛)を知っていますか:荻上チキ | 新潮社 Foresight(フォーサイト)
URLリンク(www.fsight.jp)
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
12/29(金) 12:02配信
誤解を持たれやすい「ポリアモリー(複数愛)」当事者たちは、葛藤に苦しんでいる人が多いことが取材・調査で判明した(写真はイメージです)
相手の合意を得たうえで、複数の恋人やパートナーを同時に持つポリアモリー(複数愛)。「性に奔放」「他人を傷つけても平気」といった先入観を持たれがちだが、社会規範との葛藤に苦しんでいる当事者は多数に上る。その実態についての取材・調査をまとめた国内初のルポルタージュから見えてきた実態とは。
 誰かと交際しようとする際、「互いが他の人を好きになったときに、どうするか」について、あらかじめ話し合う人は、どれくらいいるだろうか。
 多くのカップルは、そんなことをわざわざ口頭や文書で確認しないだろう。なぜ、確認しないのか。それは、「恋愛というのは、一対一で行うもの」「パートナーはひとりだけにする」という考えが、現在の社会では相当に広がっているためである。そして誰かと交際をするときには、おそらく相手もおなじような考えを持っているだろうと、暗黙のうちに想定しているためでもある。
 こうした価値観は、モノ規範と呼ばれる。モノはギリシア語で「単数」を意味する言葉だ。つまりモノ規範とは、「恋愛は単数の相手とのみ行うべきだ」という社会通念のことだ。
 とはいえパートナー以外の人に惹かれることや、同時期に複数の人に惹かれること自体は、珍しいことではないだろう。ただ、モノ規範を前提として交際している人々は、互いにその感情を(少なくとも表向きは)抑制しようとする。
 だが、関係にまつわる「合意」を、暗黙のうちに済ませようとすると行き違いが起きることも少なくない。そのうちの一つが、「もう一人、誰かを好きになったとき」というテーマである。
 複数の人を好きになったとき、モノ規範を内面化している人は、「別れるか」「諦めるか」「隠れて交際するか」の3択に悩むことになるだろう。一方で、複数の人と合意を築いたうえで、同時に交際することを選択する人もいる。それが、ポリアモリーと呼ばれるものである。
ポリアモリーとは何か
 ポリアモリーという言葉は、ギリシア語のポリー=poly(複数)と、ラテン語のアモール=amor(愛)を合わせたものである。直訳すれば「複数愛」となる。ポリアモリーは、「3人以上の当事者が、合意して築く関係」のことを指している。封建的な文化の中で、権威のある者が「側室」や「妾」を持つという行為などと異なり、互いの「合意」や「公正さ」を重視していることがポイントとなる。
 ポリアモリーの対義語として、一対一の恋愛は「モノアモリー」と呼ばれ、一対一の結婚は「モノガミー」と呼ばれる。モノ規範が一般的な社会の中で、多くの人が実践しているのは、これらの形式だろう。
 ポリアモリーという言葉は、1990年代のアメリカで広がった。それまで複数愛は、「合意あるノン・モノガミー(consensual non-monogamy)という言葉などで表されていた。ただしノン・モノガミーといっても、その形はあまりに幅広い。
「あらかじめ関係に名付けを行わず、その都度の関わり方を模索するもの」(リレーションシップ・アナーキー)、「互いにほかの関係を追求することを良しとするもの」(オープン・リレーションシップ)、「相手の恋愛や性愛に干渉しないように振る舞うもの」(ドントアスク・ドントテル)などがその例として挙げられる。そのほか、ここでは紹介しきれないほどの多様な関わり方が存在し、形への名付けも行われてきた。
 その中でとりわけポリアモリーは、封建的な婚姻関係や、自由恋愛のリスク面から自覚的に距離をとり、「特定複数」と持続的な関わりを模索するために生まれてきた言葉である。モノ規範的な交際には縛られないが、「とっかえひっかえ」のような振る舞いというわけでは必ずしもない。
 こうした経緯もあり、「ポリアモリー」について語る際、「性に奔放」というステレオタイプで語ることには慎重である必要がある。
(略)
※全文はソースで。


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch