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2023年11月9日 06時00分
「合法大麻」実態は「危険ドラッグ」 壊滅したはずが300店急増 常習男性に異変「天皇陛下の声が聞こえた」
2015年に一掃されたはずの危険ドラッグの販売店が再び増えている。厚生労働省の調査では約300店舗が確認され、大麻と似た作用をうたう「合法大麻」が若者らに広まる。健康被害が報告され、国は取り締まりを強化しているが、売り手側は成分を変えて規制の網をかいくぐる。いたちごっこに終わりは見えない。(米田怜央)
危険ドラッグ 覚醒剤、大麻、麻薬、向精神薬に化学構造を似せて作られ、同様の作用を起こす未規制の薬物の総称。国内では2005年ごろから流通し、「合法ハーブ」などと称して販売する店が急増。健康被害が報告され、13年ごろに社会問題化した。厚生労働省は医薬品医療機器法に基づき、人体に影響のある有害物質を指定薬物として規制。14年4月以降、輸入や販売だけでなく、所持や使用も禁止した。
◆売り言葉は「合法だけど大麻と同じ感覚」
9月の初め、神奈川県・湘南地域のターミナル駅から徒歩数分の古びたマンションを訪ねた。廊下に「合法大麻専門店」という小さな看板がかかる。
客を装って中に入る。薄暗い売り場は6畳ほど。若い店員2人がいた。「合法ですが、本物(違法な大麻)と同じような感覚になれます」。店員は、カウンターから紙巻きの「ジョイント」、成分を濃縮した液体の「リキッド」や練り状の「ワックス」を取り出