「おひとりさま高齢者」の貧困 [守護地頭★]at NEWSPLUS
「おひとりさま高齢者」の貧困 [守護地頭★] - 暇つぶし2ch1:守護地頭 ★
23/11/06 18:14:51.54 aK+aTbcO9.net
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◇単身世帯は4割
―一人暮らしが増えています。
◆2020年の国勢調査によれば、一人暮らしの人は2115万人いて、総人口に占める割合は16.8%です。
1985年の一人暮らしは789万人で、総人口に占める一人暮らしの比率は6.5%でした。全世帯数に占める単身世帯(一人暮らし)の割合を見ると、85年は20.8%でしたが、20年には38.1%に増えました。
特に、80歳以上の一人暮らしの方は、85年から20年までに、約15倍になりました。
―高齢者の一人暮らしが増えている理由はなんでしょう。
◆高齢者の人数が増えているうえに、高齢になった親と子が同居しなくなったからです。
また、高齢者の未婚化が進んでいて、一人暮らしになりやすくなっています。
50歳時点の未婚率を「生涯未婚率」と呼びますが、生涯未婚率は90年代から増加しています。当時50歳だった人たちが、いま、高齢期を迎えています。
70代の一人暮らしの男性を例に取ると、85年には70代の一人暮らし男性に占める未婚者の割合は5.3%で、配偶者と死別した人は69.9%でした。
20年になると70代の一人暮らし男性のうち配偶者と死別した人は29.8%と大きく減少しましたが、未婚者の比率は34.2%に高まりました。
同じ一人暮らしの高齢者でも、「未婚の一人暮らし」と「配偶者と死別した一人暮らし」では、大きな違いがあります。
未婚の高齢者は、配偶者だけでなく、子どももいないことが考えられるからです。老後を家族に頼ることが一層難しくなります。
◇貧困率が高い単身者
―どのような問題が起きていますか。
◆一つは、貧困の問題です。男女で理由は異なりますが、高齢の単身世帯は他の世帯よりも貧困率が高くなっています。
男性の一人暮らし高齢者の場合、二人以上の世帯に属する男性に比べて、無年金者の比率が高くなっています。現役時代に、生活困窮や病気などで保険料を払えない事情があったのでしょう。
一方、女性の一人暮らし高齢者は、現役時代の賃金の低さと、働く期間が短いことなどが影響して低年金になっています。
―現役時代のあり方が影響しているのですね。
◆これまで日本は「男性稼ぎ主モデル」と言われるように、夫が正社員として働き、妻が家事、育児、介護などのケアを担っていました。役割分担によって、世帯内の生活保障が維持されていました。
しかし、90年代以降、非正規労働者や未婚者が増えています。新しい生活保障の枠組みが求められています。
◇家族以外に頼れない
―このほかの一人暮らしの高齢者の課題はなんでしょうか。
◆住まいの問題があります。一人暮らしの方は持ち家率が低いという特徴があります。高齢になって収入が年金だけになると、家賃が重荷になります。
また、一人暮らしの高齢者に「病気の時や日常生活に必要な作業を誰に頼るか」を尋ねると、欧米諸国では「友人・知人」や「近所の人」の比率が高いのですが、日本では「別居の家族」が高くなります。
家族以外の支え合いが不足していることも課題です。
―家族が問題なのですね。
◆日本では入院する時も、介護施設に入る時も、住まいを借りる時も、身元保証人が求められます。
家族が身元保証人になってきましたが、身寄りのない人は身元保証人を見つけることが難しくなっています。これまで家族が担ってきた機能の社会化が必要です。
※以下略
11/6(月) 7:40
 


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