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大阪府の吉村洋文知事は17日、自家用車を使って客を運ぶ「ライドシェア」について、2024年秋から25年開催の大阪・関西万博の期間中にかけて、府内で導入を目指す考えを表明した。11月にも府庁内に関係部局からなるプロジェクトチーム（PT）を立ち上げ、検討を開始する。
同日の府議会総務常任委員会で大阪維新の会の森和臣府議の質問に答えた。
吉村知事は「タクシー業界の高齢化と人手不足は一朝一夕に解決できるものではない。新たな交通手段としてのライドシェアは極めて必要だ」と強調。その上で、PTで有識者などから意見を聞きつつ、万博開幕まで半年となる来年秋から約1年間の導入を目指し、国と調整を進めていく考えを示した。問題点として指摘されている利用者保護の仕組みづくりも検討するという。
ライドシェアをめぐっては、海外では広く利用されている一方、日本ではいわゆる「白タク行為」として道路運送法で原則禁止されている。今年8月に菅義偉前首相が講演で「導入に向けた議論も必要だ」と訴えるなど解禁に前向きな声もあり、11日から始まった国の「デジタル行財政改革会議」でも議題の一つとして取り上げられることになっている。（野平悠一）
朝日新聞 2023年10月17日 19時47分
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※他ソース
一般人が"自家用車"で客を送迎「ライドシェア」 万博期間中の導入を目指す 吉村知事が検討始める方針
URLﾘﾝｸ(news.yahoo.co.jp)